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「世界農業遺産て知ってますか?」  製菓用抹茶はつぼ市

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こんにちは つぼ市の西野です。
今回は世界農業遺産に認定された静岡県の「茶草場農法」についてお話しようと思います。

 

まず世界農業遺産の説明ですが、正式名称を「世界重要農業遺産システム」といい、
世界の農林水産業の振興を司るFAO(国際連合食糧農業機関)が認定し、
農業のシステムを評価するものなのです。

 

社会や環境に適応しながら何世紀にもわたり発達し、形作られてきた農業上の土地利用、
伝統的な農業とそれに関わって育まれた文化・景観・生物多様に富んだ、
世界的に重要な地域を次世代に継承する事を目的として2002年に創設されたものです。

 

次に「茶草場農法」とはどういうものか説明しますと、
茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法です。
この茶草によって、茶の味や香りが良くなると言われています。
静岡県の茶栽培では、秋から冬にかけて、茶園の周辺にある「茶草場」の草を刈って、
茶園の畝間に敷く作業が行われています。

 

夏にはただの草むらにしか見えない「茶草場」が秋になるときれいに草は刈られて、
刈られた草が束ねられて干してある光景を見ることができます。
昔は日本中どこでも見られた、ありふれた里山の風景でした。
一昔前なら農村では刈った草を肥料として田畑に入れたり、
牛や馬の餌にしたり、かやぶき屋根の材料としていました。
このような人の手によって維持管理されている草地環境は「半自然草地」と呼ばれています。
1880年代の記録では、国土のじつに30%もの面積が「草地」として利用されていました。
ところが、農業や人々の生活が近代化すると里山の資源は使われなくなり、
人の手が入ることにより美しさを保っていた「半自然草地」も放置されるようになり、
全国的に見られた「半自然草地」は激減し、それらの草地を住処としていた多くの動植物が絶滅状態に瀕しています。

 

そのような中、静岡県では茶づくりにこだわる思いが、
日本から失われつつあった里山の草地の環境を守り続けてきたのであります。
このように農業と生物多様性が同じ方向を向いて両立していることが世界から注目され、
高く評価されるようになり、2013年に静岡の「茶草場農法」は世界農業遺産に認定されました。
もし静岡に行く機会があれば、一度見学に行かれてもいいと思います。

 

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